10/1 力量向上のための授業公開③

「みなさん、数学の授業を始めましょう。お願いします。」と授業開始の挨拶が、タブレット端末の動画から聞こえてきました。この授業は、「持ち帰ったタブレット端末を使って、自宅で授業を受ける」という設定で行われました。

授業支援ソフトで配信されたものは、テキストや練習問題などに加え、教師の動画や音声による指示でした。つなぎ合わされたカードに沿って進んでいくと、授業の流れに沿って学習ができ、解いた課題を提出できるというものでした。

授業中は、まるで何人もいる教科担任が、別々のことを話しているかのような声が聞こえてきました。それもそのはず、学習のスピードは生徒によって違うからですね。生徒は自分のタイミングで進められるだけでなく、カードを繰り返し見ることもできます。ICT機器ならではのメリットです。

授業後に生徒に感想を尋ねました。
Aくん「タブレットで楽しく授業ができましたが、先生の説明が直接聞けなくて、寂しい気もしました」
Bくん「少し分からないところがありました。やっぱり先生の説明の方が分かりやすいです」

ICTの活用の面では課題が残るコメントです。ですが、授業者、学年職員の立場からすると、誉め言葉とも言えるかもしれません。それを励みにしつつ、今後も教師と生徒でよりよい授業をつくり上げたいものです。