校長あいさつ

自律そして自立  

突然の臨時休校の知らせとともに、授業も部活動もすべての活動が中止となり3週間が過ぎました。皆さんの毎日の生活はどうでしょうか。最後の登校の日に話した実践はできていますか。自分の時間が自由にできるこの機会に、自分で自分に課題を出して取り組む、自分を律する、そんな生活はできているでしょうか。自律ができてこそ「人としての自立」ができるというものです。

臨時休校に入ってすぐに卒業式が行われました。新型コロナウイルスの感染予防のため、在校生、保護者、来賓の参加できない卒業式でしたが、卒業していく3年生の姿はとても立派でした。在校生の皆さんにも、その姿を目に焼き付けてほしかった。担任の呼名に一人一人が大きな返事で応える姿、会場に響き渡る卒業の歌「旅立ちの日に」の歌声には本当に感動しました。この卒業生の立派な姿こそ、自分を律するものであり、卒業生一人一人が自立への一歩を踏み出した姿を見せてくれたと、とてもうれしく思いました。しばらくの間、卒業式の写真を体育館へ通じる廊下に掲示します。写真の中の姿を通して卒業生の心意気が皆さんへ伝わることを願っています。

本日、在校生の皆さんは通知表とともに修了証を受け取り、学年の区切りを迎えます。春休みは、次の学年へむけて準備を開始するときでもあります。この春休みの間にそれぞれが気持ちの整理をするとともに、新しいことに挑戦しようとする気持ちを高めておいてほしいと思います。学年が進み勉強が難しくなる、最上級生として責任ある立場となる、そして何より、学級が変わり新しい環境となる、そんな中でうまくやっていけるのだろうか、などという不安もたくさん出てきます。人は誰しも変化の前では臆病になります。大切なことは、さまざまな課題に挑戦しようとする気持ちをもっていることです。変化は新たな出会いやチャンスを生み出すきっかけにもなります。

春休みはこの心の準備を十分にして、4月を迎えてほしいのです。新学期に気力溢れるみなさんに会えることを楽しみにしています。

令和2年3月24日

東部中学校長 山下 和仁