校長あいさつ 入学・始業式より

 新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんの入学を心より歓迎しています。これから始まる中学校生活への期待に、大きく胸を膨らませていることでしょう。東部中学校はその期待に応えることのできる学校でありたいと思います。本校の校訓「正義 忍耐 協力奉仕」これが東部中学校の目指す生徒の姿です。中学校3年間の学びを通して、この3つの姿の体現を目指してください。そして、立派な社会人となる礎を築いていってください。
 中学校というところは、社会に出て行くために必要な力を身に付けるところです。大人になるための練習をするところです。今年の4月1日から、成人となる年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が施行されました。明治以来、140年以上続いた大人の定義が大転換されました。ますます、中学校のうちから自立することを学ぶ必要性が高まりました。自立とは「自分で考え、判断し、行動する。そして、その結果については自分で責任をとる」ということです。世の中は厳しいきまりや約束事でできています。自分勝手やわがままは認められません。ですから、学校の勉強や生活を通して、自分で今、何をしなければならないのかを考えて行動する習慣を身に付けてください。東部中学校はその学びの場として、授業、行事、部活動、ボランティアなどさまざまな活動の場を用意しています。失敗をすることを恐れてはいけません。やり直しのできる学校生活のうちに、失敗から多くのことを学んでいきましょう。
 保護者の皆様にも一言ご挨拶を申し上げます。お子様のご入学まことにおめでとうございます。皆様の期待と信頼に応えることができるよう、本校職員一丸となって、責任をもってお子様をお預かりいたします。子どもの成長は、親の成長でもあります。子どもにとって教師も手本、親も手本です。互いに手を携え、子どもたちのよき手本、そして、よき支えとなるようお力をお貸しください。
 さて、今日は入学式であると同時に始業式でもありますので、2、3年生の皆さんにもお話をします。新しい年度が始まっても新型コロナウイルス感染症は収まりを見せていません。第6波の収束前に第7波の拡大も心配される状況です。しかし、皆さんの学びを止めることはありません。今までの経験を活かし、コロナウイルスと共存しながら知恵を出し合って、学びを進めていきたいと思います。
 今年には今年にしかできない学びがあります。今年には今年にしか味わえない感動も生まれるはずです。そんな一つ一つの機会を大切にして、充実した学校生活を送っていきましょう。感動あふれる学校を創っていくことを誓い合って式辞とします。ともにがんばりましょう。

令和4年4月7日

知多市立東部中学校長 山下 和仁